ソムリエ一次試験対策

ソムリエ・ワインエキスパート試験対策講座 ポイント攻略Vol.1【ワイン概論①】

「ワイン概論①」では以下の内容を学んでいきます。

【ワイン概論①】で扱う主な内容
【Point1】国ごとのワインの生産量の統計
【Point2】ワインが持つ6つの酸味
【Point3】スパークリングの甘辛度
【最終チェック!】ワイン概論①の「SASAKI’sEYES」

【ワイン概論①】で扱う主な内容

  • 酒類分類
  • ワインの特性(成分や香りの分類etc)
  • ワインの醸造法による分類
  • 国ごとのワインの生産量の統計
  • ワインに関するEUの規則
  • ワインが持つ6つの酸味
  • スパークリングの甘辛度(残糖量について)
  • ワイン産地のゾーン区分と気候

その中でも今回は主に以下の3点について触れていきます。

  • 【Point1】国ごとのワインの生産量の統計
  • 【Point2】ワインが持つ6つの酸味
  • 【Point3】スパークリングの甘辛度

【Point1】国ごとのワインの生産量の統計

世界のブドウ栽培面積:約743万ha(2017年)
世界のブドウ生産量:約7,330万t(2017年)
世界のワイン生産量:約2,69億hL(2016年)
世界のワイン消費量:約2,44億hL(2016年)
※数字関連問題はCBT方式以降出題されない傾向にあるので、後回しでもOK!※国別生産量はここ数年はイタリアがキープ。数年前まではフランスと毎年順位が入れ替わっていた。3位スペイン、4位アメリカは万年変わらず。

【Point2】ワインが持つ6つの酸味

ワインの成分で重要な有機酸をしっかりと覚えましょう。

・ブドウに由来する酸=酒石酸、リンゴ酸、クエン酸
・発酵によって生成した酸=コハク酸、乳酸、酢酸
・貴腐ワインに含まれる酸=グルコン酸、ガラクチュロン酸

※ワインの成分に含まれる「酸」は試験頻出事項!記事下部の「SASAKI’SEYES」で覚え方をまとめています。

【Point3】スパークリングの甘辛度

表をまとめて覚えることでいくつもの問題が解けるようになるので、非常に大事な箇所。ただの丸暗記ではなく、どのように理解して覚えていけばいいのかを考えていきましょう。

【最終チェック!】ワイン概論①の「SASAKI’sEYES」

ワイン概論①では以下のポイントをおさえて勉強していきましょう。

・数字関連の問題はCBT方式以降出題されない傾向にあるので、後回しでもOK!
・国別生産量はここ数年はイタリアがキープ。数年前まではフランスと毎年順位が入れ替わっていた。3位スペイン、4位アメリカは万年変わらず
・国別ワインの消費量は全体的に右肩下がりの傾向にあるが、アメリカ(世界1位)は顕著に伸び続けている。今後のワイン市場にも大きな影響を与え続けるだろうと言われている
・ブドウに由来する酸は「酒席でリンゴはクエン」で覚える
・テキストにある「表」は最も重要。表を覚えていくことで、いくつもの問題が解けるようになる。「表=最重要」と捉えて勉強をすすめよう!
・「Brut」が世界的に最も認知されている「辛口」の意。一般的にはBrut以下は辛口、それ以上だと甘口になる。
・「Sec」の使われ方に注意しよう!

【次回講義】
次回はVol.2【ワイン概論②ブドウの栽培】です。
ブドウの生育サイクルや栽培方法、仕立て方、ブドウの病害などについて学んでいきます。
(リンク)Vol.2【ワイン概論②】をみる
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