酒ディプロマ

【お酒の資格】SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)とは?試験内容・難易度・合格率まで解説

【お酒の資格】SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)とは、一般社団法人 日本ソムリエ協会(C)が認定する、日本酒・焼酎などの国産酒類に関する専門資格として位置づけられています。ソムリエ資格のように職業制限はなく、20歳以上であれば誰でも受験する資格があります。

SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)とはどのような資格なのか?学習内容・試験日(2026年度)・試験内容・難易度・合格率や取得するメリットなどに加えて、確実に一発合格を目指すため最も効率の良い試験対策方法や講座をご紹介していきます。

目次
1.SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)ってどんな資格?その試験内容とは?
2.SAKE DIPLOMA資格取得の難易度と合格率
3.一次試験、二次試験の出題形式と傾向
4.SAKE DIPLOMA試験対策講座の受講は合格への近道

1.SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)ってどんな資格?その試験内容とは?

SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)はJ.S.Aによって2017年に設立された日本酒と焼酎に特化した呼称資格です。2013年に和食がユネスコによって無形世界文化遺産に登録されて以来、国際的な注目を浴びるようになりました。そこで日本酒・焼酎の世界的地位を高めたいという理念から始まったのです。ワインのソムリエと違い、必ずしも業界関係者である必要はありません。国籍や経験など一切不問です。

受験資格:基準日において満20歳以上(2026年受験の場合、8月31日が基準日)
試験日:一次試験と二次試験が別日にあります。

出願期間:2026年3月2日 10:00 ~ 7月10日 17:59

一次試験 2026年 7月15日(水)~ 8月26日(水)のいずれか
二次試験 2026年 9月28日(月)※一次試験合格者のみ

受験料:日本ソムリエ協会会員かどうかで異なり、受験と合わせて入会もできます。


一次試験1回受験 一般23,700円   会員32,900円
一次試験2回受験 一般28,600円   会員37,800円
[免除]二次試験から受験される方 一般7,300円     会員14,210円


※5年以内に一次試験を通過された方は、通過の翌5年間のうち3回まで同一呼称を一次試験免除で受験できます。

申込方法は協会のホームページからできます。受験料を支払い、顔写真と身分証明書の確認が取れると、出題範囲となる教本が送られてきます。申し込みをしても、支払いを忘れてしまうと受験できなくなるので、気を付けましょう。

2.SAKE DIPLOMA資格取得の難易度と合格率

SAKE DIPLOMAは受験資格のハードルが低く、申し込みが容易ですが、難易度は高いと言ってもいいでしょう。実際に合格率は過去5年の平均が38.6%で、徐々に下がってきています。2021年と2022年の合格率が例年より高いのは、まだコロナ渦で、業種によっては勉強する時間が十分確保できたと言われています。
言い換えればある程度の勉強時間が必要だということを意味しています。

SAKE DIPLOMAの合格率

受験年2021年2022年2023年2024年2025年平均
合格者970878668779623784
累計526361416809758882118211
受験者218320541899201420062031
合格率44.4%42.7%35.2%38.7%31.1%38.6%

合格率が低い要因はまず一次試験である筆記試験の出題範囲の広さにあります。教本は約250ページと多く、1回読むだけでもかなりのボリュームです。製法や品種、産地に加えて、歴史や文化背景、ペアリングまで問われます。ワインと違ってアルファベット表記の用語を覚える必要はほとんどないものの、普段あまり見かけない漢字で書かれた専門用語やブランド名を覚える必要があります。

無事に筆記試験を突破できても、次はテイスティング試験と論述試験があります。なお筆記試験が期間中に2回受験できるのに対して、二次試験は1回のみの開催です。テイスティング試験は例年通りだと、日本酒4種類と焼酎2種類です。客観的にどのように評価できるかが極めて重要なポイントです。論述試験は指定されたテーマに対して200字程度(以内)で記述する内容で、3問あります。時間が20分と短いのも試験を難化させている要因です。

筆記試験の合格ラインについては公表されていないので、正確なことはわかりません。ただある調査によると、およそ8割とも言われています。ワインのソムリエ試験が7割と言われているので、より高い得点率が求められます。またこれは的を絞って勉強することが難しいことを意味しています。二次試験の、特にテイスティングは出題されるグラスによって難易度の差ができてしまうので、合格ラインが大きく変動することになります。そのため試験結果をもとに合格点を決めているとされています。つまり相対評価です。

3.一次試験、二次試験の出題形式と傾向

一次試験は筆記試験であり、CBT方式というコンピューターで回答する試験形式です。在宅ではできません。指定された試験会場での受験となります。試験終了直後にパソコン画面に合否が表示されます。期間中に2回まで受験することができます。選択式の問題で、試験時間は60分、100問です。1問に1分かけることができない計算ですので、考えている暇はなく、スピーディーに回答する必要があります。今後問題数や試験時間が変更になる可能性もありますが、大きく変わることはないでしょう。

日本酒の製法や産地だけでなく、歴史やペアリングなど幅広く出題されます。焼酎の問題も思っている以上に出題されるので注意しましょう。どの分野が頻出するかというのは特になく、まんべんなく出題されます。用語選択もあれば短文の選択問題もあります。年号をはじめとする数字の選択問題も多いので、正確に暗記する必要があります。ただの丸暗記ではすぐに忘れてしまうので、その背景を把握して理解しておくことが大切です。

無事一次試験に合格すると、次は二次試験です。テイスティングは例年通りだと日本酒4種類と焼酎2種類の合計6グラスです。香りや味わいなどの一般的なテイスティングコメントに加えて、特定名称(吟醸や純米など)、米品種、酵母の種類など多くの設問があり、焼酎では主原料や蒸留方法が問われ、それをなんと30分で回答しなければなりません。いつまでたってもグラスを鼻に近づけて考えているとあっという間に試験終了となります。つまりテイスティングできるだけでなく、スピーディーに分析する能力も求められます。これは日ごろから時間を計ってテイスティングしないと身に付かないでしょう。

もう一つの試験に論述があります。3つの設問にそれぞれ200字で回答、さらに時間は20分とかなり短いです。試験範囲は一次と同じく教本からですが、いくら熟読しても自分で理解して考えて書く練習をしないと満額回答は非常に難しいでしょう。米品種や酵母について記述させる問題や、泡盛や貴醸酒について説明させる問題があります。正しければ自由に書いていいわけではなく、例えば泡盛であれば、原料、製法、味わいなどを幅広く書かないと点数になりません。最近では料理との相性についての問題もよく出題されます。

4.SAKE DIPLOMA試験対策講座の受講は合格への近道

難易度の高いお酒の資格試験ですが、独学で勉強して一発合格することは確かに可能であり、実際に多くいます。しかし教本を最初から丁寧に読み込むことは膨大な時間がかかり、あまり効率的とは言えません。全てが出題されるわけではありませんし、どのポイントをしっかりと勉強するかが重要です。読むだけではすぐには理解できないこともあるでしょう。特に製法は一連の流れを把握する必要があり、上辺だけの暗記では通用しません。もちろん暗記すべきことも多くあります。

勉強の計画を立ててそのペースを維持することは酒ディプロマの試験でも例外なく大切なことです。独学ですとこのペースを維持することが容易ではないのです。試験日前の何か月前までにどこまで勉強するか、この計画を無地作成できたとしても、人はついつい後回しにしてしまうもので、気が付いたら勉強が遅れているなんてこともあります。

二次試験のテイスティングはいきなり自分で日本酒の香りを嗅いでもなんと表現すればいいのかわからないものです。そのためプロの方と一緒にテイスティングして表現技法を身に着けるのが一番の近道です。また試験に出題されそうな日本酒や焼酎をすべて購入するのはかなり経済的負担が大きくなります。そもそも試験に出る日本酒や焼酎を受験者がセレクトすることも容易ではありません。

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(酒ディプロマ)の合格率は例年約35〜45%、3人に1人以上が合格していますが利き酒師に比べ難易度が高いと言われています。テイスティングや論述の対策が重要となりますので、忙しい中でも効率よく一発で合格するために、試験対策講座の受講も検討してみてはいかがでしょうか?                                                                           

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