ワインに目覚めたのは22歳。当時勤めていたレストランのマネージャーがソムリエだったことから給与が上がるかも?と思い、ワインの勉強を始める。翌年ソムリエ試験と同時に腕試しに若手ソムリエのソムリエ・スカラシップに挑戦。1回目予選落ち、2回目セミファイナル落ち、3回目でやっと優秀賞を取ることができ、念願かなって海外研修旅行のチケットを獲得。初めてのワイン産地訪問で造り手のパッションに感動し、消費者と生産者を繋ぐ『ソムリエ』という職業を生涯の仕事にしようと決意する。以後、様々なコンテストに挑戦し入賞。副賞で10以上のワイン生産国を訪問。現在は銀座のフレンチレストランのロオジエにてシェフソムリエとして勤めながら、日本ソムリエ協会の理事を兼任し、若手ソムリエの育成や飲食従事者の地位向上に励んでいる。
ロオジエについて
1973年東京・銀座に誕生した言わずと知れたフランス料理の名店。
普段のテイスティング講座の価格リミッターを外したクオリティーワインを比較できる機会に大感謝です!特にぼんやりと理解していたミッドパレットの充実感に味わいと共に迫ることが出来ました。折角の美味しいが詰まったワイン、知識を広げ巡らせ存分に感じ味わい尽くしていきたいものです。美味しい日曜日の午後をありがとうございました!次の講座やこの価格帯でのブラインドテイスティング、味わいを共有しながら井黒さんの考察が見れるなんて楽しみ過ぎます!
セイヴァリーなど、普段雑誌やウェブの記事で見る表現をかみ砕いて説明してくださって非常に腑に落ちました。産地や品種にとらわれず、味わいを表現する言葉で自分の好みを把握することでソムリエさんとのコミュニケーションがよりうまくいく、というのが非常にわかりやすく、第二回も大変勉強になりました!G7でサーヴされていたと伺ってびっくりでした。やはり日本のトップソムリエの方々がそのような場では活躍されているのですね…!!
一切ワインの事前情報なしということで、井黒さんの思考回路をそのままたどることができるような内容で大変興味深かったです。井黒さんがテイスティングをしながらも候補が浮かんでは消え・・・となっている様子、もちろん日々訓練の賜物と思いますが、頭の回転のスピードが本当にすごいの一言でした。また出題されたワインがすべてハイクオリティだったので純粋に美味しかったです。梁さんセレクトということで、トレンドをおさえたワインたちだったのかと思うとそれも嬉しいポイントでした。